更新日:2017年11月1日

県指定文化財

阿久根市には6件の県指定文化財があります。

1.ハマジンチョウ

ハマジンチョウの写真
種別 県指定天然記念物
指定年月日 昭和28年8月25日

波留地区潟に自生しています。常緑の熱帯植物で漏斗状の紫の花を11月から4月ごろまで咲かせます。普通は種子島以南に生育し、潮風の吹く温かい海辺やその付近の淡水地に育ち、南洋方面では高さ3メートルに及ぶものもあります。天草(苓北町)、五島列島などにも自生していますが、阿久根のものは九州本島唯一の自生地として指定されています。

2.阿久根砲

阿久根砲の写真
種別 県指定有形文化財(考古資料)
指定年月日 昭和34年6月10日

昭和32年、小学5年生の坂元榮次君によって阿久根浜で発見された16世紀ごろのポルトガル砲です。当時の船舶に積まれていたものが何らかの事情で阿久根沖に投棄されたものと考えられており、阿久根と海外とのつながりを知る貴重な資料として郷土資料館に展示されています。

3.波留南方神社の神舞

波留南方神社の神舞の写真
種別 県指定無形民俗文化財
指定年月日 昭和43年3月29日

波留地区の南方神社(諏訪神社)の8年ごとの例祭に舞われるものです。出雲流の神楽の系統に類するものといわれ、露払(ちはり)に始まり、神降ろし(かんおろし)、瓶舞(びんめ)、弓舞(ゆんめ)、剣舞(つるんめ)、田ノ神舞(たのかんめ)、将軍舞(しょうぐんめ)、鬼神舞(きじんめ)からなります。由来は明らかではありませんが、現在鬼神舞に使用されている面は、宝暦年間(1751~1764年)につくられたことから、このころには既に舞われていたと考えられています。近年は保存のため、毎年、仮奉納がおこなわれていましたが、平成24年8月26日に17年ぶりに奉納されました。

4.脇本古墳群糸割渕1号墳・2号墳

脇本古墳群の鉄剣などの写真
種別 県指定史跡
指定年月日 昭和50年3月31日

脇本地区の上原にある古墳時代(6世紀ごろ)の組み合わせ箱式石棺2基からなる古墳群です。墳丘などを確認することはできませんが、昭和44年の調査によって鉄剣、刀子、鉄鏃などが確認されています(郷土資料館に展示しています)。これらは、字名をとって糸割渕古墳群といいます。近隣の新田ヶ丘古墳群と合わせて脇本古墳群と呼び、横穴式石室、地下式板石積み石室などの種類の違う墓制が隣接していることなど、鹿児島の古墳文化を知る貴重な遺跡です。

5.牛之浜海岸

牛之浜海岸の写真
種別 県指定名勝
指定年月日 平成26年4月22日

東シナ海の荒波に洗われた奇岩奇礁の乱立する海岸で、海の向こうに甑島を望む景勝地です。江戸時代後期には史論家・儒者として知られる頼山陽が絶賛し、詠んだ詩が牛ノ浜駅裏手にある頼山陽公園の石碑に刻まれています。風景もさることながら、海岸に露出する岩石は、水深数千メートルの海溝で堆積物が複雑に混じり合ったメランジ堆積物であり、その貴重な地層帯がみえます。

6.カスミサンショウウオ

カスミサンショウウオの写真
種別 県指定天然記念物
指定年月日 平成26年4月22日

カスミサンショウウオは、平野の周辺にある丘陵地などに生息しており、成体は、林地の倒木や落葉、石の下、浅い土壌中などに潜んでおり、主として夜間に行動します。繁殖期は1月下旬~4月上旬で、湿地、水田の溝、浅い池や沼などに産卵します。阿久根市に生息する本種は、分布の南限の地域個体群として重要な意味を持っており、学術的に貴重です。

この情報の問い合わせ先

担当 生涯学習課 文化係
電話 0996‐72‐1051
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