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市の歴史

郷土芸能

阿久根ハンヤ節

踊り風景

 夏祭りやひな女祭りなど阿久根各所で踊られる「ハンヤ節踊り」で歌われるこの歌は阿久根を代表する民謡です。元々は奄美の「六調ろくちょう」を元に、船乗り達により阿久根・牛深に運ばれて「ハンヤ節」を形作り、船乗りにより全国各所で地域によって形をかえ広がったと考えられています。

  1. はんやエー
    はんやはんやで 半年しや暮れたナ
    後の半年しや サーマねて暮らせョ
    「今来たにせどん よかにせどん
     相談掛けたらハッテコそなにせどん」
  2. はんやエー
    はんやはんやで今朝出した船はナ
    何処の港にサーマ着いたやらナ
    「どっからからな 鹿児島からな
     使けもやらぬによう来た様じゃ」
  3. はんやエー
    はんやここの座敷は祝いの座敷よナ
    黄金花咲くサーマ金が成るョ
    「ツワの煮シメと太鼓三味線かるて
     好きなおまんさーと 山登り」
  4. はんやエー
    踊り踊るなら三○まで踊れョ
    三○越ゆれば サーマ子が踊る
    「ちゃんちゃん茶釜のふたとる間もない
     想うたにせどんの柚引く間もない」

ひなじょ祭り

ひなじょ お披露目

 佐潟のひな女祭りはいつから行われたか不明ですが、お釈迦様の誕生日と言われる旧暦の4月8日(近年新暦5月8日に行われることもある)に行われます。別名「いのち長」とも呼ばれ、子孫が増加し繁盛するようにとの願いが込められていると言われる。

 ひな女祭りは、家に長女が生まれたとき地区総出に祝うもので、先ず祖母が背中合わせに晴れ着で着飾った女児を背負い、周囲に顔を見せながらハンヤ節に合わせ踊る。その後、身近な人から順番に背負い、最後にはお祝いに駆けつけた人が次々背中合わせに背負いながら踊り続け、どんどん人を変えて夜まで踊り続けられるものです。

山田楽やまだがく

山田楽

 山田楽は古くから脇本地区に残る郷土芸能です。関が原合戦の勇将で出水の地頭であった山田昌巌が、出征から凱旋までを盛り込んだ踊りとして考えたものと言われています。かね、大太鼓、小太鼓、妙八めはちからなり、掛け声をかけながら飛び跳ねて踊るもの。近年脇本小学校、三笠中学校と古里集落、瀬之浦集落などで保存会をつくり伝承しています。

三尺棒踊り

三尺棒踊り

 市内山下や尾崎、隼人などに伝わるもので、起源は山田楽と同じ頃だと想われます。

 黒のかすりに白はちまき、赤のたすきをかけ、けはんにわらじをはいて踊るものです。現在は小学生や集落で保存会をつくり伝承されています。

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