更新日:2020年3月25日

連携協定に基づく検討・調査の報告について

市では、平成30年11月にHKRJapan株式会社(以下「HKR」)と締結した「阿久根市における観光開発の可能性調査等に関する連携協定書[PDF:534KB]」に基づき、HKRと協働で旧国民宿舎施設等跡地およびその周辺一帯における観光開発の可能性についての検討・調査などの取り組みをおこなってきました。
今回、この取り組みを踏まえた成果などを、協定書第2条第5項に基づき報告書として取りまとめましたので、次のとおり公表します。

調査の概要

調査期間

平成30年11月7日~令和2年3月24日

調査内容

  • 旧国民宿舎跡地の宿泊施設の誘致・整備の可能性について
  • 阿久根市の観光振興の方向性

現段階における宿泊施設の誘致・整備の可能性について(現時点の結論)

  • 旧国民宿舎跡地の土地に単純に宿泊施設を建設しただけでは、地域活性化につながる活用は十分にできないと思われる。
  • 全国にあるほかの観光地に比べ現段階では、阿久根市に長い時間をかけて、宿泊を目的として訪れるだけの魅力があるとは言い難く、現状の阿久根市に宿泊施設を建設したとしても、その宿泊施設が事業として継続し得るだけの「事業性」は期待できない。

現段階でHKRが旧国民宿舎跡地に宿泊施設を直接整備する予定はない。
引き続き宿泊施設を整備・運営する事業主体の誘致に阿久根市とHKRが連携して取り組む。

状況の改善方策について

  • 「地理的状況」「観光資源的状況」を改善することにより、阿久根市の観光振興および旧国民宿舎跡地の宿泊施設の誘致・整備の可能性を高めることができる。
  • 地理的状況は、現在進捗している南九州西回り自動車道整備により大幅に改善される見通しである。
  • 観光資源的状況は、現状の豊富な自然資源を活かす「コンテンツ」の導入を検討する必要がある。

方向性としては、食と癒やしがテーマの複合リゾート施設を運営する株式会社アクアイグニスとの協働による南九州西回り自動車道整備に合わせた面的開発をおこなっていく。

考察とまとめ

  • 今後の阿久根市の観光振興および旧国民宿舎跡地の活用として、コンテンツの導入による観光資源の洗練・充実を図り、阿久根市が観光客にとって「目的地」となるように、市全体の魅力を上げる方法を考えていくことが必要である。
  • コンテンツの導入に当たっては、現在の観光トレンドを把握し、ターゲットを設定することも大切である。

現段階で阿久根市が考えている「面的開発」のイメージ

旧国民宿舎施設の開発コンセプト

九州圏内の地元企業が主となって、「ウェルネスツーリズム」という旅先でスパ、フィットネス、レクリエーションなどを通して、心と体の健康を保とうとするニーズに応える施設の整備

来訪者に提供したい阿久根の魅力

  • 多品種の新鮮な魚介類や、肉質の良いブランド和牛「華鶴和牛」などを一流料理人の監修などにより来訪者に楽しんでいただきたい。
  • 幻想的な夕日のスポットで、スパやフィットネスでゆったりとした「非日常」を楽しんでいただきたい。
  • 市内各観光地でキャンプやBBQ(バーベキュー)、海水浴、マリンレジャーなどの体験を楽しんでいただきたい。

阿久根市のねらい

  • 交流人口増による地元雇用の創出
  • 地元産品の消費拡大を通じた地域経済の浮揚

旧国民宿舎跡地のイメージ図

参考資料(先進地視察報告書)

  1. パソナグループの淡路島における取り組み
  2. アクアイグニスの取り組み

株式会社アクアイグニス代表取締役社長の九州における開発の考え方

  • 北部九州の拠点施設として小倉~博多間に、南部九州の拠点施設として博多~鹿児島間にそれぞれ検討したい。
  • 立地条件は高速道路付近であることと二次交通が整備されていること。
  • 九州圏内の地元企業が主となって、アクアイグニス社が提携して共同開発をおこなうこと。
  • 今後の開発地を検討するにあたって、阿久根市が一つの候補地として可能性があること。

報告書

この情報の問い合わせ先

担当 財政課 財産活用推進係
電話 0996‐73‐1217
FAX 0996‐72‐2029