更新日:2017年11月1日

阿久根育ちのかんきつ

北薩地方はかんきつ類の産地として有名で、阿久根市でも盛んに生産されています。特に「ボンタン」「紅甘夏(べにあまなつ)」「大将季(だいまさき)」は阿久根ゆかりのかんきつ類で、香り、味、見た目など全国的にも評価が高く、自慢できるものばかりです。

ボンタン

ボンタンの写真

阿久根の代表のかんきつと言えば、県内外から知名度が抜群の「ボンタン」。昔から多くの人に親しまれています。12月上旬になると尾崎地区などの農園では、黄色くたわわに実ったボンタンを見ることができます。

ボンタンが阿久根に伝来したのは江戸時代のころ。難破した中国の商船が倉津港に漂着しました。その船長の謝文旦(しゃぶんたん)は、地元の人の手厚いもてなしへのお礼に「朱らん」「白らん」という珍しい果物を贈りました。その種から育った木に、船長の名前をとって「ボンタン」と名付けたといわれています。

ボンタンは、そのまま食べてもおいしく、定番の「ボンタン漬け」をはじめ菓子類やアイスなどの加工品も多彩で人気です。

収穫時期と食べ頃

ボンタンの写真2

11月末ごろから収穫が始まり、3月ごろまで出荷されます。追熟させることで酸味が抜けて甘くなります。室温で置いておくと果皮が柔らかくなりますので、そのときが食べ頃となります。

紅甘夏(べにあまなつ)

紅甘夏の写真

果皮・果肉ともに紅色が濃く、甘さとほのかな酸味が人気の紅甘夏。12月下旬から脇本を中心に収穫が盛んになります。収穫したての紅甘夏は、倉庫などで2~3カ月貯蔵して追熟させてから出荷されます。平成5年に、鹿児島県から「出水の紅甘夏」として「かごしまブランド」に指定されました。

紅甘夏は、一般に「甘夏」と呼ばれている「川野夏橙(かわのなつだいだい)」の枝変わり(突然変異のこと)の品種で、昭和50年ごろ、脇本の故・大野力さんの農園で発見されました。さらにさかのぼると、甘夏も「夏みかん」の枝変わりであり、紅甘夏は2度の枝変わりを経たことになります。

紅甘夏の酸味の正体は「クエン酸」で、疲労回復や動脈硬化・風邪を予防する効果があります。ビタミンCやB1なども豊富で、健康に良いといわれています。

収穫時期と食べ頃

紅甘夏の写真2

12月下旬から収穫が始まり、倉庫などで寝かせて追熟させたのちに出荷されます。食べ頃は、春先から初夏のころまでです。

大将季(だいまさき)

大将季の写真

鹿児島県独自の「不知火」の品種「大将季」の人気が高まっています。大将季の人気の理由は、紅色の濃い見た目と絶妙の糖酸バランスであり、高級品として扱われることから贈答用として県内や東京、大阪方面などに出荷されています。

平成9年に、脇本にある大野孝一さんの農園で不知火の枝変わりが発見され、平成18年に新しい品種として登録されました。それ以降、県内各地で栽培が始まり、年々生産量は増加傾向です。

収穫時期と食べ頃

大将季の写真2

収穫は、作型別(加温・無加温・露地)で11月から1月にかけておこなわれます。食べ頃は、12月から4月ごろまでです。

この情報の問い合わせ先

担当 総務課 秘書広報係
電話 0996‐73‐1208
FAX 0996‐72‐2029